訪問看護ステーション開設に必要な印刷物と準備スケジュール

「指定申請、採用、備品…印刷物のことまで考えられていない」
訪問看護ステーションの開設準備では、印刷物が後回しになりがちです。
ただ、訪問看護の利用者は、地域へのチラシではなくケアマネジャーや病院からの紹介で始まります。開設直後の挨拶回りで手渡す「紙」が、初月からの紹介数を左右する営業の武器です。
この記事では、開設までに用意したい印刷物を優先度つきで挙げ、開設日から逆算した発注スケジュールをまとめました。
訪問看護ステーションの開設に必要な印刷物(優先度つき)
必要なものから順に並べます。すべてを開設日までに揃える必要はありません。
優先度1 名刺(管理者・スタッフ全員分)
名刺は挨拶回りの必需品です。管理者だけでなく、同行するスタッフの分も揃えると、事業所としての信頼感が伝わります。保有資格と、連絡のつきやすい電話番号を明記してください。

優先度2 営業用の3つ折りリーフレット
3つ折りリーフレットは、ケアマネジャーや病院の地域連携室に渡す集客の主役です。対応できる医療処置・対応エリア・営業時間・緊急時の連絡体制を載せます。相手が保管しやすく、かばんに入る3つ折りが定番です。
載せる項目の詳細は「訪問看護ステーションのパンフレット|営業で使える構成例」で解説しています。

優先度3 求人チラシ
訪問看護の運営は、看護師の確保が生命線です。開設後も採用は続くため、利用者募集と並行して求人チラシも準備しておくと、掲示や配布にすぐ動けます。作り方は「訪問看護の求人チラシ|看護師に選ばれる事業所の見せ方」をご覧ください。

優先度4 冊子タイプのパンフレット(開設後でOK)
情報量の多い冊子は、開設時には必須ではありません。まずはリーフレットで十分です。サービスが安定し、実績や事例を載せられるようになってから作る方が、内容の濃い1冊になります。
開設日から逆算する発注スケジュール
印刷物は「デザイン制作+修正のやりとり+印刷」で、発注から手元に届くまで3〜4週間かかるのが一般的です。逆算するとこうなります。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 開設2ヶ月前 | 載せる内容を決め、原稿と写真を集める(事業所名・住所・ロゴを確定させる) |
| 開設1.5ヶ月前 | 名刺・リーフレット・求人チラシを発注する |
| 開設1ヶ月前 | デザイン確認・修正のやりとり |
| 開設2〜3週間前 | 納品。挨拶回りの訪問先リストを作る |
| 開設前〜開設直後 | ケアマネジャー・病院・地域包括支援センターへ挨拶回り |
事業所番号(指定番号)の通知時期は自治体によって差があります。番号を印刷物に載せたい場合は、通知を待ってから印刷に回せるよう、スケジュールに余裕を持たせてください。
挨拶回りは「セット」で渡すと差がつきます
挨拶回りでは、名刺とリーフレットをセットで渡すのが基本です。不在だった場合に置いてこられるよう、封筒に入れたセットを人数分より多めに用意しておくと安心です。
ケアマネジャーとのやりとりはFAXが今も現役です。リーフレットと名刺のFAX番号は、電話番号と同じくらい目立たせてください。
表現のルールにご注意を
訪問看護の印刷物も医療広告の扱いです。「必ず治る」「最先端の医療」のような表現は使えません。「最新の◯◯」も、根拠を示せない場合は誇大広告になるおそれがあります。詳しくは「医療広告ガイドラインで注意すべきパンフレット表現10選」をご確認ください。
開設準備の印刷物は、まとめておまかせください
「医療介護パンフレット工房」では、訪問看護向けのテンプレートから、名刺・リーフレット・求人チラシをまとめて制作できます。文言と写真を差し替えるだけなので、指定申請や採用で忙しい時期でも、打ち合わせと確認だけで進みます。
開設日をお伺いして、間に合う発注スケジュールからご提案します。
まとめ
訪問看護ステーションの開設で優先すべき印刷物は、名刺・営業用リーフレット・求人チラシの3つです。発注から納品まで3〜4週間かかるため、開設2ヶ月前には内容決めを始めてください。
開設直後の挨拶回りが、初月からの紹介につながります。印刷物の準備も、開設準備のチェックリストにぜひ入れておいてください。
医療・介護向け印刷物の制作は「医療介護パンフレット工房」がサポートいたします。まずは無料相談よりお気軽にお問い合わせください!
お見積り・お問い合わせはこちら
